側弯症で痛む体におすすめのストレッチ3選
側弯症で体のあらゆるところが痛い。
腰痛に背中の痛みに首の痛み。
とにかく辛い。
マッサージや整体に行っても痛みが緩和されるのは一時的。
お金もかかるし、継続的に通うのは大変。
今すぐどうにかしたいこの痛みを、自分で簡単に痛みを緩和する方法はないのかな。
側弯症のわたしがいろいろ調べて実際にやってよかったと感じたストレッチをご紹介します。
腰やら背中やら首やらお尻やら鼠径部やらあらゆるところが痛く、呼吸も苦しく、右側に傾いてうまく歩けず、全て側弯症のせいだとか鬱々としていたのがわたしです。
いろいろと模索して得た知識を共有させていただきます。
自宅で簡単にできるストレッチおすすめ3選
ストレッチ方法①【効果:腰痛・鼠径部の痛み】
1.片足を椅子の上に乗せる。
ポイント
- 椅子に乗せたつま先は90度外側に向ける。
- 椅子に乗せた足の膝が前に倒れないよう、つま先と同じラインに位置するよう意識する。
- 腰が左右にぶれないようにお腹・反対側のお尻に力をいれて、骨盤を立てることを意識してまっすぐ立つ。
2.椅子に乗せた足の膝に手を添え固定し、股関節を起点に上半身をまっすぐ前に突き出す。足の付け根の内転筋がじんわりストレッチされているのを感じる。10~20秒。
ポイント
- お尻が後ろに付きでないように注意する。
- 背中が丸まらないように注意する。
- 上半身を少し前に突き出すだけでストレッチを感じやすいので、無理のない範囲で上半身を前に出す。
3.下半身は2と同じままで、上半身を床に着地している側の足の方向へ斜め前にまっすぐ突き出す。10~20秒。
4.反対側も同様に1~3を繰り返す。
ストレッチ方法②【背中の痛み・肩こり】
- 壁の前に立ち、片肘を出来るだけ遠くへ壁につける。
- 体を前に押し出し、背中や肩まわりがじんわりストレッチされるのを感じる。10~20秒。
ポイント
- 骨盤が肘を上げている側に前に傾きやすいので、真っすぐ押し出すことを意識する。
3.上を向いて2と同じく体を前に押し出しストレッチ。10~20秒。
ストレッチ方法③【背中の痛み・肩こり・首の痛み】
- 手のひらを上にして両手を前に出し、肘を曲げて後ろへ引く。腕を体につける。
- 肘を起点に左右同時に外側へ90度両手を開く。肩甲骨を寄せてストレッチ。10~20秒。
ポイント
- 肩甲骨をぐぐっとしっかり寄せる。
継続は痛みから解放されるための近道
側弯症のからだのゆがみから、あらゆる痛みがいつもあなたを苦しめていると思います。
この痛みから解放されるには、ストレッチ・ヨガ・運動・筋トレ・・・なにかひとつでもいいのでまずは続けてみることが大事です。
どんなに効果のある方法でも、続けなければ、体はすぐにもとに戻ってしまいます。
何十年もの生活で癖づいた楽な姿勢に戻ろう戻ろうとする体の力は強力です。とにかくしぶといしぶとい。
わたしが真面目に一生懸命4か月くらい毎日ストレッチや筋トレをした時期があります。
痛みがなくなり、疲れにくくなり、立った姿勢もまっすぐになっりました。
もともとのめんどくさがりの性格が後押して、気が緩んだわたしはストレッチや筋トレをさぼり始めました。
1か月もしないうちにまた元に戻ってしまいました。
立った時のゆがんだ姿勢。体の痛み。疲れやすい体。
レントゲンをとっていませんでしたが、すぐにわかりました。
背骨の側弯が改善したわけではないのだと。
いつでも体はゆがんだもとにもどれるんだぞ!と恐ろしい体験でした。
なので、毎日少しでもいいので続けることが大切です。
寝ながらでもテレビを見ながらでも料理の合間や信号待ちの時にでもいい。
やれる時間がないという言い訳からはさよならできるかどうかが鍵。
そして簡単に続けられるようなものを取り入れるのがいいです。
わたしもまだまだなのでこれからも地道に続けていかなければならないと思っています。
ずぼらなわたしが続けてみた結果
腰・背中・首・鼠径部の痛みが緩和した
反り腰が改善した
立った時の姿勢が改善した
呼吸が楽になった
巻き肩が改善した
疲れにくくなった
ストレッチを継続して続けてみるだけでも上記のような効果が現れました。
側弯のゆがみがなくなって・・・という奇跡の体験はないのですが、少しの時間やってみただけでもこれだけの効果があるならラッキーではないでしょうか。
おわりに
紹介した3つのストレッチだけであらゆる痛みが完璧に治りました!というわけではないです。
ストレッチ以外にもセルフマッサージや筋トレや意識的な歩き方などいろいろと取り入れていますが、痛みが出ることもあります。
ただ、痛みが出たときは上記ストレッチをしてみるだけでだいぶ緩和されますので、マッサージや整体にいく余裕がなくてすぐにでもこの痛みをどうにかしたい!というときに、気軽にできるので試してみてはどうだろうか。
(無理してやりすぎて余計に痛めるという危険もあるので自己判断が必要です)
セルフマッサージや筋トレや意識的な歩き方などは、また別の記事で紹介していきたいと思います。